妊婦健診助成券が10枚!
嘱託医療機関の件が、ひと段落したとおもったら、またしても、難問発生。
平成20年4月より、仙台市の妊婦さんは、妊婦健診料の助成券がこれまでは、2枚のみだったところ、今後は10枚もらえることになりました。
パチパチ!素晴しい、仙台市!
と、思いきや、助産院では、その券は使えないんだそうです。へっ??って感じです。
今日、仙台市こども企画課の職員さんが、当助産院に説明に来てくれました。
聞いても、よく分からない説明でしたが、とにかく、「助産院で妊婦健診する妊婦さんには、健診料の助成は予定していない。」そうなのです。
仙台市の助産院は、2軒で、昨年はあわせて89件の分娩がありました。仙台市では、およそ9800人くらい生まれますから、全体の約1%です。
いうまでもないのですが、助産師の資格は国が認めた国家資格です。
妊婦健診は、助産師の主たる業務の一つで、
助産診断は、助産師の当然なしうる技術の一つです。
正常を逸脱していると判断したときに、医師への診察を依頼します。
おそらく、助産院でお産を希望する方は、助成が受けられなくても、助産院に健診を受けに来てくれると思いますが、それでは、同じ市の住民として、分娩施設によってサービスに差が出るのは、おかしいとおもいます。
医師不足や医師の負担軽減のために、助産師による妊婦健診を行なう助産師外来や、院内助産院はどんどん増えていくと思います。病院の中なら、OKで、助産院という別の建物で行なうのは、NO!なのでしょうか?謎だ。
10回の健診をすべて病院で行なうことにすると、仙台市民の助産院で産む妊婦さんは、助産院での健診をほとんど受けずに、お産の日を迎えてしまいます。
助産院のよさを、健診でも味わってもらいたい。
健診で何度も何度もお会いして、お話をして、助産師と妊婦さん・家族が気心知れた仲になって、
心を開いて、体もほぐれて、初めて、いいお産ができると思っています。
仙台市市長さん、何とかしてください。
妊婦と赤ちゃんを大事にする仙台市だから、きっと何とかしてくれるでしょう。
みんなで、要望を伝えよう。
仙台市 市長への手紙
皆さんの地区では、どうなっているのか、お知らせいただけら、嬉しいです。
ちなみに、 「福島市の場合は平成18年度から、15回の妊婦健診を公費負担しており、福島市と開業助産師(出張助産の方です)で、契約書を取り交わし、公費負担を受けていました。」という情報も貰いました。
関連ページ
仙台こども家庭情報局
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