気仙沼の編み手さん訪問
みなさまこんにちは。毛糸のおっぱいプロジェクトスタッフの石澤です。
7月13日に気仙沼の編み手さん達に会いに行って参りましたのでご報告いたします。
気仙沼は学生のころ何度か行ったことがありますが震災後は初めてです。
仙台から3時間以上かかるのを覚悟していましたが、去年と違い工事中の箇所もほとんどなく、スムーズに気仙沼入り。
途中道の駅で、野菜をたくさん買ったり、はしゃぎつつも約3時間でつきました。
お昼前なので腹ごしらえです。復興屋台村気仙沼横丁へ!
気仙沼市のキャラクター「ホヤぼーや」かわいいです。刀がサンマでベルトにはホタテ。
おみやげ物やさんの「リアスの国から」さんに展示してある非売品ホヤぼーやと仲間達。
この編みぐるみの技術はすごい!しばし店長さんとホヤぼーや談義に花が咲く。ほやボーヤを、気仙沼を盛り上げたいのだ。
このキャラクターからどんどん物語が広がりそうです。あむあむおっぴをプレゼントしてきました。
店内は涼しくて快適。満員盛況でした。
ぼくも食べたかったよ〜と名残おしそうにしつつも打ち合わせ会場へ。
屋台村周辺もそうでしたが、建物の土台だけが道路のまわりにえんえんと続きます。
曲がった街頭とか、1階が柱だけになってしまった家もたくさんあり・・・。
「1年半たってもこの状態か」という気持ちと「よくぞここまできれいにしたな」という気持ちがいり混ざります。
打ち合わせは、唯一自宅が残っているTさん宅。とりまとめや綿や毛糸の置き場所を提供してくださってます。
震災で仕事を失ったが、毛糸のおっぱいでやっと壁やサッシを半分直せたとのことでした。下水管やガレージなど、まだまだ直したい部分はあるとのことです。
好きな編み物で収入を得る事ができる嬉しさ・・・。ご購入、ご支援いただいた方々本当にありがとうございます。
あむあむおっぴをより喜んでご利用いただけるように、綿の堅さや色、編み目などリクエストしてきました。
編み手の皆さんも、快く引き受けてくださってどんどん美しいあむあむおっぴが出来上がってきます。
耳が遠い方もいらっしゃるので、筆談、図解、いろいろ駆使してのコミュニケーションもあり。
スタッフ最年少、立派に和み役をはたしております。
毛糸を編み手さんの人数分に仕分けています。同じように配っても、皆さんの個性がでる配色でおっぴをつくってくださるので楽しいです。
帰りは道の駅 林林館でおみやげ購入。
この日お会いした気仙沼の方達、みんなあったかくて、強くて、思いやり深くて素敵な方達でした。
また行きますね〜。
皆さんも気仙沼さいぐべっちゃ!うんめものいっぺえあって、こでらんねよ〜。
<石澤 記>