グスコーブドリの伝記
一昨日、大地震の影響で原発が爆発しました。「想定外」だったそうです。むなしい響きです。
宮澤賢治の童話、「グスコーブドリのの伝記」を思い出します。
自然の脅威の前では、人間の英知も及びません。
童話のグスコーブドリは、冷害に苦しむ農民を救おうと、火山を噴火させて温暖化ガスを噴出させるために単身,火口に降りて行く…。というような話だったと記憶しています。
福島で、津波被災地で、あらゆる場所でグスコーブドリ達が奮闘しているのでしょう。
我が家よりもっと大変な方達がいる…が合言葉のように、繰り返される。
大地の神さま、鎮まりたまえ。原発ちゃん、これまで沢山の電気と便利な生活をありがとう。怒りをしずめて、穏やかな優しいあなたに、戻ってください。今日は大粒の雪が降っています。家に入れない方、寒いでしょうね。天の神さま、この惨状にさらなる試練は、ご勘弁を。