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無料の母乳ケア・無料の産後入院は3月末まで

新年からは、被災状況にかかわらず被災3県での子育てしているママに、助産師のケア無料の支援を開始できることになりました。

「被災地の母と子げんき事業」です。

これも、いまのところ3月末までの限定ですが、地域母子活動全般への支援として、有志の助産師で立ち上げたMIJO(みやぎ元気助産師チーム)が主体となって、日本財団の助成をうけ活動しています。

母乳マッサージだけでなく、赤ちゃんの体重測定や、なんとなくの心配・・という相談にも応じることができます。

ジョイセフによる助産師活動支援による母乳外来利用者は、6月から~12月末の半年間に、とも子助産院は、のべ317名に上りました。

お母さんとこどもが幸せでないと、世の中全部幸せになりません。

せっかく届いた義援金です、支援してくださった方たちの気持ちをありがたく受け取って、未来のこども達のために使わせて頂こうと思います。

震災後、さまざまな団体より支援いただき、助産院でのケア無料で提供することができています。

宮城県助産師会が行っている産後入院事業については、3月末で終了予定です。

被災地での母児あずかりによる産後ケア推進事業

 当初はどれほどのニーズがあるか読めなかっため、適応ケースを厳密に絞っており助産院へ避難したい希望があっても応じられないケースもででしまいました。今になって申し訳なかったと思い、とても残念です。10月より助産院への産後入院の条件が緩和され、上の子さんの入院も無料でお受けできることになりました。また1歳未満の乳児を養育中のお母さんで困っているかたは、助産院に泊ることができるようになりました。残り3カ月間、全国から託されたプレゼントを、ママと赤ちゃんへ助産師のケアという形で渡す役割を果たしていきたいと思います。

どうぞ、ご利用下さい。


年賀状をありがとう~!

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毎年、どっさり届く、写真付きの年賀状が、お正月の楽しみです。
今年は、引っ越しされた方も多く、6月に出した震災お見舞いレターが宛先不明で沢山戻ってきました。
助産院でお産されたり産後入院されたりしたかたには、できる限り電話で消息確認をして、名簿を作り直し、年賀レターも発送しました。
それでも、転居先不明の方が、いっぱいです。
こども達の成長ぶりを眺めるのがなにより、楽しいです。
どうか、ニュースレターが届いていない方たち・・・、ハガキが面倒ならメールでいいので、消息をお知らせください。
心配しています・・・。
 

新生児救急シュミレーション

新生児蘇生のアルゴリズムが2010年のガイドラインで変更になりました。

佐藤真理子助産師が、NCPRのAコースに合格したので、2005年版ライセンスの助産師達が集まって、伝達講習と蘇生シュミレーションを行いました。

お人形での練習とはいえ、カウントアップタイマーで30秒ごとに赤ちゃんの状態評価をしつつ、ケア方針をきめていく・・というという作業はとても緊張します。

「知っている」と、「できる」は違うことです。

反射的に体が動くように、訓練しておかないといけないのだと思います。

全部の赤ちゃんが、元気に産まれますように!と祈りつつ、もし、そうでなくても適切な処置をして、病院につなげることができるように準備を整えておきたいのです。


1月28日 京都であむあむおっぴ販売します

ご縁あって、なんと京都のワコール本社で開催される勉強会で、あむあむおっぴを展示販売できることになりました。

実行委員長の北原さんが子連れで、出張販売に行く予定。

また、大阪へ引っ越しした助産師の原田玲子さんも売り子さんに来てくれるとのこと。

うれしいなあ。

参加費無料です。お近くの方は、おいで下さいませ。

乳房文化研究会

乳房文化研究会20周年 特別研究会
「Message from 3.11  母乳でつなぐ命 part2」
日時:2012年 1月 28日(土) 13:30~17:30
場所:(株)ワコール本社ビル 
定員:200名    参加費:無料

■講師・講演テーマ

●田代 眞一さん
 問題提起 「環境汚染と母乳哺育」
 乳房文化研究会 会長

●安斎 育郎 先生
 「からだのなかの放射能」 
 安斎科学・平和事務所所長 /立命館大学 国際平和ミュージアム 名誉館長

●鎌田 實 先生
 「いのちのバトン」
 諏訪中央病院名誉院長  /日本チェルノブイリ連帯基金(JCF )理事長

●コーディネーター 北山 晴一 常任運営委員/大阪樟蔭女子大学 教授

[乳房文化研究会 事務局]
〒601-8530 京都市南区吉祥院中島町29 (株)ワコール 内
FAX : 075-682-1037


助産院にもサンタが来たよ 

東京おもちゃ美術館から、おもちゃと絵本のプレゼントが大量に届きました。

助産院に来ていたこどもたちは、大興奮。大人達もおおはしゃぎで、箱をあけ急ぎ・・・。

でっかい赤い箱に、ぎっしりの楽しいおもちゃ!

ハッと我に返ると、足の踏み場もない状態!!

う~む、置き場所さえあったら、全部ここに置いておきたい!

しか~し、現実問題、収納スペースは限られており、仲間の助産院や病院に声をかけ、数日のうちにあちらこちらにもらわれて行きました。

きっと、いろんな場所で、こども達が楽しくあそんでいることと思います。

東京おもちゃ美術館は、NHKで爆笑問題が紹介している番組をみて、いつかあの木のボールプールに埋まりに行ってみたいなあ・・と思っていたのです。

そうしたら、震災のおかげでご縁ができて、思いがけないビッグプレゼントをいただいてしまいました。

絵本を届けてくれたのは、てんたん人形劇場の土屋てんたさんです。エレベーターも使わずに重ーい本たちを3階まで2箱も運びあげてくれました。角田を本拠地に人形劇をなさっているそうです。いまは、おもちゃコンサルタントとして、被災地へおもちゃを届けるボランティアをがんばっておられるそうです。面白い方でした。助産院のまかないご飯を、「おいしい、おいしい」と食べてくれ、「これから南三陸へ向かうんです!」と言っていました。人形劇と子供たちへの愛情が、あふれいているような方でした。近い将来、人形劇の講演を拝見したいなあと思います。

おもちゃをは下さったのは大和町の保育士さんで、おもちゃコンサルタントの高橋さんと、あゆむネットワークの石澤さんです。

木のおもちゃや、手作りのおもちゃなど、遊び方も教えて行ってくださいました。

愛着のある品々・・よくぞ、手放す決心をしたものだなあと思いました。

ありがたくいただいて、こども達の集まりそうなところへ、おわたししていく約束をしました。


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