看護学生さんの沐浴実習を見守る橋本教官と、たのしそうな早坂助産師。
側臥位出産を実演中の小原助産師。産婦役は、伊藤です。
模型の胎盤を使って、胎盤の仕組みついて解説。
みんな真剣です。
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災害対策委員会の勉強会にお呼ばれし、体験談を話してきました。
あむあむオッピを沢山、買っていただき、感謝です。
埼玉県助産師会は、原発事故後、さいたまスーパーアリーナへ避難された福島の皆さんへ支援する活動をなさったそうです。
とにかく寒くて、大変だったようです。
物資が段ボールでどっさりとどきましたが、仕分けが大変だったこと。
日本助産師会の呼びかけに応じて、ボランティア申請をしたら、出発要請が4時間後にきて、即決で出発したことなど、いろんな支援をしてくださったことを聞き、ありがたく思いました。
津波被災地区と被害の少なかった中心部との違いは、大きく、
ボランティアに向かう途中、フル装備で仙台駅に座り込んでバスをまっていたら、「被災者の方ですよね。」と仙台のOLさんからホットコーヒーを差し入れてもらったとか、おもしろい話も。
行政と助産師会が災害時協力の協定を結んで、ミルクなどの備蓄もはじめていると聞いて、進んでるなあと感心しました。
助産師会の災害支援チームによる心のケア研修に行ってきました。
臨床心理士の中谷先生によると、心の疲れをとるためには、
「よく食べ、よく寝て、よきウンコをすること。」だそうです。
伊藤は、この3つはどれも自信あり。(*^_^*)
食べるほうはいうまでもなく、いつでもどこでも寝るのが特技だし、便秘ってものはこのかたしたことがない。
それでも、地震直後の軽躁状態が終わって、人並みに ちょっと疲れているなあと気がつき始めているところ。
片桐包子先生、蒲生の自宅で被災されたそうですが、今日は元気に1人でバスを乗り継いで街へ出てきてくれました。
地震でテレビが落ちてきて、骨盤骨折をしてしまい、救急車で病院に向かっているときに津波が来たそうです。
テレビに当たらなければ、自宅にそのままいて、命はなかったでしょうとお話されていて、ぞ~~っとしました。
ご自宅は土台を残して、すべて流され、今は高層マンションにお住まいとのこと。
これまで毎日畑や庭をいじるのが日課だったのに、やることがなくて、困っていると。
先輩産婆さんたちのえらい所は、たとえ現役を退いても、勉強会に参加し続けることです。
後輩たちは、その姿をみて、こうはしておれんぞlがんばろう!と思うのです。