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産後早期の一時受け入れについて

日本助産師会は、産後療養する場所のない産婦さんを、産褥入院を行っている全国の助産院で一時受け入れをする事業を始めます。

詳しくは、下記へご連絡ください。運用開始は連休明けの3月22日(火)からだそうです。

なお、宮城県内の4助産所(とも子助産院・森のおひさま助産院・ははこっこ助産院・こんの助産院)は、被災しているため当分のあいだ入院はこ困難な状況です。

以下、コピペです。

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妊婦の皆様
産後早期のお母様方へ

平成23年3月18日
社団法人 日本助産師会  会長 加藤 尚美
この度の東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けられましたことに対しまして、心からお見舞い申し上げます。
日本助産師会では、被災地の妊婦さんをはじめ、産後早期のお母様の一時的避難場所として、全国の受け入れ可能な助産所を本日現在約70ヵ所確保いたしております。(現在も受け入れ先募集中)
助産所は小規模施設で、1施設の受け入れ人数も少人数になりますが、基本的には、産後は出産1年以内の母子、入所期間は1週間から1ヵ月の入所が可能です。各助産所には、助産師が24時間常駐しており、指導やケアが提供されます。ただ、各助産所から、お迎えに行くことが出来ませんので、ご本人が直接受け入れ施設に行っていただくことになります。
受け入れ先の助産所に関する情報やお申込みは、日本助産師会の下記の窓口まで、本会では受け入れ助産所の所属県の連絡先をご紹介いたします。

入所希望者はご本人で直接連絡していただくことになります。お問い合わせに関しましても下記にお願いいたします。
【連絡・お問い合わせ先】
 日本助産師会「妊婦・産後の母子助産所受け入れ」窓口
 担当者:岡本,葛西まで
 電話:03-3866-3062

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プレオープン

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震災から一週間たったそうです。信じられません。まだ渦中です。

2階の診察室での診察を再開しました。

いまのところ、かかりつけの妊婦さんと、どうしても困って直接助産院にいらした方限定です。

壊れた物を取り急ぎ運び出しただけで、まだまだヒドイ状況ですけど、お湯が出るので赤ちゃんの沐浴ができました。

余震が怖くて、これまで玄関で寝起きし、診察も玄関でしていました。今夜は2階の入院室で寝てみようと思います。

まだ3階の自宅に上がる勇気はありません。

田んぼを造成して建てた助産院なので、地盤がゆるく上にいくほど揺れが大きいのです。

壁紙はべりべりでみるも無残ですが、ドアが開かないということもなく建具はすべて無事。10mの杭を打ったというだけあって、建物自体はゆがまずに、まっすぐ立っているようです。

写真は、震災翌日に玄関に貼りだした、ポスター。

お産用の防水シートに、助産院からのメッセージと、助産院でできることを書き出して貼りました。

電話がほぼ復旧、病院や救急車にアクセスできるようになったので、非常事態も第2段階に入ったかと思います。

ポスターの役割終了で、明日剥がそうと思います。

電話は通じてもガソリン不足で、遠くのかかりつけ病院まで行けない母児が沢山います。

とも子助産院のTEL0227725960は全国の助産師仲間に転送中です。

電話相談だけでも、解決できることは、多いはず。

ご活用ください。


どっしり行こう

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ハグしょう。
なんとかなるさ〜。
お母ちゃんたち、どっしり行こうねぇ〜。

伊藤朋子、
TEL0227725960
とも子助産院
携帯ホームページ
https://www.tomo-j.jp/keitai/


電話相談窓口として・・

地震おみまい申し上げます。

やっとPCを掘り出してネット環境が復旧しました。

一部マスコミで、妊婦対応できる施設として、とも子助産院の名前が挙がったらしいのですが、誤報です。
とも子助産院では、広域から電話が殺到しているため、電話℡ 022-772-5960
を日本助産師会東京本部へ転送することにしました。
9時ころから運用できる予定。

遠くの方の電話相談に手が取られて、現場の助産師が動けなくなるのは得策ではありません。
助産師は妊婦さんや赤ちゃんへのための具体的な医療相談ができます。

せっかくつながった電話を無駄にしたくないので、全国の助産師仲間にお願いすることにしました。

遠隔対応になるので、医療施設情報は、自治体へ相談したほうがよいと思います。
電話相談だけでも、対応できることは、沢山あります。ご利用ください。

とも子助産院は建物の損壊は軽度ですが、機材の損失は大きく、3月中は入院・分娩はできない見込みです。

直接お出でになった方々には、できる範囲のことはしていますが、
助産師と家族や被災したスタッフ家族も1階と玄関に寝泊まりしており、2階・3階の部屋には上がれません。

震災翌日のお産は、暗闇の中、病気の老父の介護ベットの脇で行いました。

大きな余震が頻発しています。お産も車中で介助することになると思います。

今日も雪が降っています。

困ってるかた達を目の前に、できないことが多く、もどかしいです。
私ができる範囲のお手伝いをしたいと思います。

伊藤朋子
とも子助産院PC用サイト https://www.tomo-j.jp/

℡ 022-772-5960 


応援ありがとうございます。

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震災5日目の昨日、当助産院ではではライフラインが不安定ながら復旧しました。スタッフ全員の無事も確認できました。沢山の励ましと応援をありがとうございます。感謝します。電話がつながりにくいのと、インターネットが接続できないのが、不便です。慣れない携帯メールをポチポチ打つのも、まどろっこしい。
幸い非常用備蓄が役立ち、衛生材料等の不足は今のところありません。足りないのは、ガソリンと食品、子供の娯楽、睡眠時間です。大きい余震が続いています。ガソリンスタンドと食品店は雪のなか大行列。3月とは思えないくらい、寒いです。
助産院の中は、ぐちゃぐちゃで、何から手をつけていいやら、呆然としています。それでもスタッフの誰かは毎日出勤してくれて、できる範囲の業務と片付けをしてくれています。ありがたいです。
近況報告とお礼まで。


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