検索

トップページ > ブログ一覧

ブログ

震災復旧作業

110406_1625~01.jpg 110405_1234~01.jpg
陶器・ガラスのものは、ほとんど割れてしまいました。
こわれものの、ゴミ袋がいくつも出ました。
 
 
110406_1624~01.jpg   
被害が少なかったといわれる泉区ですが、震災ゴミの集積所へ持ち込むと、崩れた瓦やブロック塀、大量の割れ物でがれきの山がいくつもできていました
 
 

110406_1659~01.jpg沢山の食器をプレゼントいただきました。

110406_1705~01.jpg今度は、食器棚から飛び出さないように、扉にストッパーをつけて、大事におさめました。
 
あらゆる家具を壁にがっちり固定して、転倒防止対策を強化。
さすが大工さんの息子・・。相棒にちょっと惚れなおす・・(*^_^*)
お気に入りの堤人形も粉々に壊れましたが、器用な叔母が、足りない部分を粘土で補いながら、遺跡から発掘された埴輪のように見事修復してくれました。
毎日、大きな余震が何度もあって震災はまだ渦中ですが、
ひとつの修復作業を終えるたび、ひとつ分づつ震災で受けた心のキズも修復されていっているような気がします。
 

誰かを助けることは、自分も助ける魔法。

尊愛する河合蘭さんが、メーリングリストで紹介してくれた言葉。

「誰かを助けることは、自分も助ける魔法。」

みんなで、助産院の備品から避難所の妊婦さんのために支援物資をパッキングしました。

マタニティー用の下着や、温かいカーディガン、スパッツやレッグウォーマー・・・

少しでも温かく過ごして欲しい。

仕分けするのが少しでも楽になるように、1人分つづラッピングして、メッセージを書き詰め込みました。

いちいち広げなくてもどんな服かわかるようにカードをつけて、段ボールの4面に中身のリストを張りました。

「誰かを助けることは、自分も助ける魔法。」

本当に、そのとおりと思います。

悲しいことばかりで、心がざわざわする日々だけれど、ほんの少しだけ自分たちの心をあたためられた気がします。

もうひとつ、河合蘭さんからの紹介。

「余震の恐怖についてですが、テレビでどこかの先生が『余震とは、大きくバランスを失ったプレートがバランスの状態に戻ろうとしている作用』というような説明をしていました。
『余震はバランスへのプロセス』か・・・とポジティブな気持ちになり、これも安心を増やす材料かと思いました。」

これまでは揺れるたびに、ただ怖かったけど、これを読んで少しは、よし許そう・・・という気になった伊藤です。


日本助産師会に携帯サイトができました。

 

日本助産師会

公式携帯サイトは、こちら
PC用サイトは、こちら 

妊産婦さんの電話相談相談窓口
       ℡ 03-3866-3054
受付時間 平日:午前9時から午後5時まで


避難所のこどもたち

テレビカメラの入らないところにも、沢山の被災者がいます。

うちの助産院は、なんとかなっています。その方たちへの支援をお願いします。

こども服の寄付は、こちら

ジョイセフの寄付はこちらへ。

助産院で生まれた子供たちの安否が、続々と写真付きメールで入ってきています。

そのたびに、安心したり、心つぶれて涙を流したり、大変な境遇に気をもんだりしています。

全部のメールに返事をしきれてはいません。ごめんなさい。

避難所でもたくましく成長し続けている子供たち。

写真のお子さんは、助産院うまれの岩切小学校避難中の赤ちゃんです。

避難所でお座りができるようになったそうです。


復興のきざし&放射能の心配

3月22日、助産院に生協の灯油が少量ながら配達されました。
ガソリンも間もなくのような気がします。
3月23日にテレビで、川島隆太先生が、「福島のホウレンソウと牛乳を毎日1年間飲んでも、僕の寿命は3分ちじまるかどうか・・。タバコ1本吸うほうがずっと危険です。」と話しておられました。
そうかあ、知っている顔の先生が言ってると安心するなあ。こういう話が聞きたいのよ~と思い、皆さまにもご紹介。

母乳? もちろん、いつも通りに飲ませてください。

それでも、心配な方は、下記へお電話を。
福島第一原子力発電所事故に関する相談窓口
 

受付時間 午前9時から午後5時まで
     ※土日・祝日を含む
 場所 
宮城県庁1階(県民相談室隣り)
  ℡ 
 022-211-3323

日本産科婦人科学会より本日平成23 年3 月24 日に出された資料(PDF)
水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内

日本医学放射線学会からも以下出ました。
妊娠されている方、子どもを持つご家族の方へ

Q1)妊婦が乳児の基準を超える放射線量を含む水を飲んだ場合は、おなかの子には影響はでないのでしょうか。また、選べるとしたらどのような水を飲むように気をつければよいでしょうか。

A1) 3月23日に、東京都水道局が発表した、放射性物質の濃度の水を、お母さんが飲んでも、お腹のお子さんへの健康影響はありません。

Q2)母乳のお母さんは乳児の基準を超える放射線量を含む水を飲んでも、母乳は大丈夫なのでしょうか。また、選べるとしたらどのような水を飲むように気をつければよいでしょうか。

A2)お母さんが飲む水に、今回のような、ごく僅かな量の放射性物質が含まれていたとしても、母乳には、それよりも、さらに少しの量が含まれるだけです。現在のように、大人に適用している基準値以下の場合に、乳児の基準値を超えることはありません。従って、その他の水を探す必要もありません。

 


ページトップ