大衡村の牛野ダムへ花見カヌーに行ってきました。
今年2回目のパドリングです。
桜は満開。風がいい気持ち。
助産院から、車で40分。携帯のアンテナも立っています。
こんなところが、近くにあるなんて、仙台はいいなあ。
助産院の留守を守ってくれるスタッフ助産師達に感謝しつつ、
伊藤は、夫や友人の子供たちと、1日のんきな外遊びを堪能しました。
大衡村の牛野ダムへ花見カヌーに行ってきました。
今年2回目のパドリングです。
桜は満開。風がいい気持ち。
助産院から、車で40分。携帯のアンテナも立っています。
こんなところが、近くにあるなんて、仙台はいいなあ。
助産院の留守を守ってくれるスタッフ助産師達に感謝しつつ、
伊藤は、夫や友人の子供たちと、1日のんきな外遊びを堪能しました。
仙台市の賢明な判断により、4月から仙台市の妊婦さんは、助産院でも妊婦健診の助成券が使えるようになりました。
またしても、助産院存亡の危機かと思いましたが、スピード解決に感動しています。
河北新報が、「助産所は対象外」と報道してくれた直後から、
いろいろなところから、応援メーッセージをいただき、
みんなが、仙台市へ声をあげてくださり、
12日目にしての決定でした。
皆さんの期待を裏切らないように、
今後も、妊婦さんと赤ちゃん達のために精進してまいりたいと思います。
見守ってください。
お産SOS 記事
仙台市へ「市長さんお願いメール」を出してくれたみなさん、
「ありがとうメール」もよろしくおねがします。
携帯メール www-ad@city.sendai.jp
PCメール 仙台市のホームページにフォームあり
話のわかる仙台市と皆さんの応援に、感謝します。
伊藤朋子@とも子助産院
嘱託医療機関の件が、ひと段落したとおもったら、またしても、難問発生。
平成20年4月より、仙台市の妊婦さんは、妊婦健診料の助成券がこれまでは、2枚のみだったところ、今後は10枚もらえることになりました。
パチパチ!素晴しい、仙台市!
と、思いきや、助産院では、その券は使えないんだそうです。へっ??って感じです。
今日、仙台市こども企画課の職員さんが、当助産院に説明に来てくれました。
聞いても、よく分からない説明でしたが、とにかく、「助産院で妊婦健診する妊婦さんには、健診料の助成は予定していない。」そうなのです。
仙台市の助産院は、2軒で、昨年はあわせて89件の分娩がありました。仙台市では、およそ9800人くらい生まれますから、全体の約1%です。
いうまでもないのですが、助産師の資格は国が認めた国家資格です。
妊婦健診は、助産師の主たる業務の一つで、
助産診断は、助産師の当然なしうる技術の一つです。
正常を逸脱していると判断したときに、医師への診察を依頼します。
おそらく、助産院でお産を希望する方は、助成が受けられなくても、助産院に健診を受けに来てくれると思いますが、それでは、同じ市の住民として、分娩施設によってサービスに差が出るのは、おかしいとおもいます。
医師不足や医師の負担軽減のために、助産師による妊婦健診を行なう助産師外来や、院内助産院はどんどん増えていくと思います。病院の中なら、OKで、助産院という別の建物で行なうのは、NO!なのでしょうか?謎だ。
10回の健診をすべて病院で行なうことにすると、仙台市民の助産院で産む妊婦さんは、助産院での健診をほとんど受けずに、お産の日を迎えてしまいます。
助産院のよさを、健診でも味わってもらいたい。
健診で何度も何度もお会いして、お話をして、助産師と妊婦さん・家族が気心知れた仲になって、
心を開いて、体もほぐれて、初めて、いいお産ができると思っています。
仙台市市長さん、何とかしてください。
妊婦と赤ちゃんを大事にする仙台市だから、きっと何とかしてくれるでしょう。
みんなで、要望を伝えよう。
仙台市 市長への手紙
皆さんの地区では、どうなっているのか、お知らせいただけら、嬉しいです。
ちなみに、 「福島市の場合は平成18年度から、15回の妊婦健診を公費負担しており、福島市と開業助産師(出張助産の方です)で、契約書を取り交わし、公費負担を受けていました。」という情報も貰いました。
関連ページ
仙台こども家庭情報局
仙台放送
朝日
ここ数年の心配事だった、助産院と嘱託医療機関の契約が、おかげさまにて、本日正式に結ばれました。
宮城県医師会館で締結式がありました。
写真は、左からとも子助産院 伊藤助産師、高橋医院 高橋真院長、森のおひさま助産院 小野助産師、わんや産婦人科 太田院長、ははこっこ助産院 加藤助産師 、そばにいる女の子は、小野助産師のお嬢さん。
結城先生は、お産があり欠席でした。
高橋先生は、締結式の後、森のおひさま助産院ととも子助産院の視察に来てくれました。
結局、大きい病院と助産院が直接契約することにはならず、
後から出た労働厚生省令の「妊産婦・新生児の入院施設を有すれば、診療所も可」の解釈が採用となり、これまでお付き合いいただいていた産婦人科診療所が、引き続き、嘱託医・嘱託医療機関として契約してくださることになり決着しました。
宮城の助産院でお産を希望する妊婦さんは、各助産院の嘱託医療機関で診察をうけ、
その妊婦さんに医療が必要だと先生が判断したときは、それぞれの病院で対応。
状態によって、もっと高次の大きい病院への転院が必要なときは、後方支援病院(協力してくれる大きい病院)へ嘱託医師が紹介する・・・ということになります。従来のやり方が、ほぼそのまま継続されます。
とも子助産院と、森のおひさま助産院は、高橋医院と結城産婦人科。ははこっこ助産院は、わんや産婦人科です。
今回の医療法改正で、全国的には、連携医療機関の契約が出来ずに、分娩を取りやめる助産院が沢山あります。
宮城県は、医師会が真剣に動いてくれて、ラッキーでした。
産婦人科医会担当の先生は、「待たせて悪かったね。」といってくれました。
ほんとうに、気をもみましたが、何とかしてくれると信じていました。
さあ、これからが、本番です。
お母さん達の期待に添えるよう、先生方にあまり心配をかけないよう、
がんばって行きたいと思います。
河北新報は、一面で紹介してくださいました。
嬉しいです。
法律改正にともない、応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
河北新報 お産SOS
「助産院は、廃止になるんですか?」
「いえ、いえ、これは、『分娩継続のめどが立ちましたので大丈夫。協力頂いた皆さんありがとう。』というう記事なんです。廃止になんかなりませんよ。」
と、朝から、河北新報の記事をみて心配した方からの電話と弁明の繰り返し・・。
ちゃ~んと、読むとわかるのだけど、助産院・廃業の文字だけ目に入って、どきっ!!としてしまった、皆さんからの電話が響きました。
医療法19条というのが、改正になり、
「嘱託医は産婦人科医に限定。産科と小児科の救急に対応できる連携医療機関を持つこと。」というのが、その主旨です。
絶対絶命の大ピンチ!!っていう事態がまだ、うちの助産院で発生していないので、なんともいいがたいのですが、
産科医・小児科医がいかに足りないとはいっても、
医師は、異常発生時に診察を拒否したりは、けっしてしないと思っています。
精神誠意力を注いでくれると思います。
普段の診療でも、よく診てくださっています。
でも、公式に助産院が大きい病院と連携契約をとりつけるとなると、なかなか難問でした。
もし、連携を得られなければ、分娩取り扱いは、停止しなくてはいけません。
本当に、助産院存続の危機でした。ダメなときは、やめる覚悟もしつつ、でも、助産師を困らせようと作られた法律ではなく、妊婦さんと赤ちゃんを助けようと、作られた法律なんだもの。きっと何とかなるさ~、と信じていました。
これまで、あちこちにお願いに回りましたが、それぞれの事情により、なかなか受けてはもらえませんでした。
病院の苦しい事情も分かるだけに、いちがいに責めることもできません。
えらい先生方におずおずとビビリながらも、相談にいったり、お母さんたちといろんなイベントを開いたり、議員さんと議会へ請願書を出したり、様々な活動をここ2・3年続けてきました。
そうして、この11月とうとう県も動き出し、産科医の団体が助産院との連携について、会議を持ってくれるところまでこぎつけました。周産期の基幹病院のうち4病院が助産院の後方支援病院になってくれりことが、きまりました。まだ、正式な契約に至っていませんが、とりあえず、平成20年3月末のタイムリミットに間に合いました。
河北新報の記者さんたちが、よく勉強して、記事にしてくれたことも、大きな力になったと思います。
お産の安全は、もちろんですが、畳の上で普通に生みたい産婦さんの希望に
今後も応えていけることに、とても喜びを感じます。
助産院を応援してくれている多くの方々に感謝して、
これからも、ガンバリマス。
どうもありがとうございます。
心配させて、ゴメンナサイ。これからも、見守ってくださいね。
お母さん達が支持してくださるかぎり、
宮城で、助産院のお産は、なくなりません。大丈夫です。