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ブログ 母乳カテゴリー

おっぱいを飲ませるための姿勢と服

授乳服で有名なモーハウスさんが、助産院を訪問してくれました。

昨日は、ママまつり で授乳ショ―をお手伝いさせてういただき盛り上がりました。

いろんな授乳姿勢を紹介した手ぬぐい

震災後、男女一緒の狭い避難所で授乳できなくて困り、ミルクにしたお母さんもおられたとのこと。

胸をあらわにしないで、授乳できる服は役に立ちました。

おっぱいを吸わせてもらえた赤ちゃんは、避難所で泣き叫ぶことなく、一緒にいた家族も余計な気遣いをせずに過ごすことができたそうです。

モーハウスさんは、震災後の支援物資として授乳服を沢山寄付してくださいました。

おススメ本です。女たちが動く

モーハウスの授乳服は、家庭科の教科書に載ったのだそうです。

赤ちゃんを待たせずに、さっと授乳できる服装は、お母さんにも赤ちゃんにもストレスフリー。

和服と洋服のいいとこどりをしたような仕組みですけど、授乳してるとはとても分からないようデザインがすごいなあと思います。

最近、似たようなものは、沢山売られている昨今ですが、やはり先駆者に敬意を表したいと思います。


シェルコム 屋根オープン

いいお天気です。

運動会でもしているのでしょうか。

泉運動場のシェルコムの白いドーム屋根が今日は、開いて中の鉄骨が見えています。

それを見ていたラクテーションコンサルタント山田助産師。

「乳腺の解剖図のようですねえ。」

何をみても、おっぱいに見えてしまう・・。

ああ、助産師ってば・・・。


基礎セミ 参加者募集 先着18名

久々に 基礎セミの参加者を募集します。 先着18名です。

上記 テキストをあらかじめ入手しておくことをおすすめします。

チラシのPDFダウンロード

ファシリテーターは、毎回好評、助産院イスキアの助産師・IBCLC 菅原 光子さん、他のスタッフです。

会場  野村コミュニティーセンター(4回とも)

日程: 10月19日(金) 

     10月20日(土) 

     11月9日(金)

     11月10日(土)

連続講座のため、4日間すべてに出席できる方が対象です。
時間:9時半~16時(休憩あり)

参加費:35000円 ( 会場費別途 / 参加者の人数割りで負担をお願いします。1人2000円程度を予定 )

申込み・お問い合わせ

とも子助産院 伊藤

tomo@tomo-j.jp

お名前・所属・連絡先℡番号・メールアドレスを上記へメールでお知らせください。

科学的根拠に基づいた母乳育児支援の基本知識、母親が自信を持って母乳で育てられるようコミュニケーション・スキルを用いた支援の習得が主な内容です。
約24時間のプログラムは、基本知識の習得に加え、ロールプレイング、グループ・ディスカッション、臨床実習など、実際の支援に結び付けるための多くのプログラムを含んでいます。4から6人1組の小グループに1名のファシリテーターが付き、よりきめ細かいサポートと参加者一人ひとりが発言しやすい環境を大切にし、お互いの支援経験や支援現場での疑問質問などを分かち合いながらクラスを進めて行きます。
♪このセミナーでは授乳中のお子さまと一緒の参加を歓迎いたします♪

「母乳育児支援20時間基礎セミナー」(以下、基礎セミナー)は、
『UNICEF/WHO 赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド
ベー シック・コース「母乳育児のための10ヵ条」の実践(2009)』
(医学書院、2009年)をテキストに、妊娠中の女性や乳幼児にかかわる保健医療従事者や母乳育児支援に関心のある人達が、母乳育児支援の基礎的知識と実践の基本を参加型で学ぶもので、JALC主催母乳育児支援ファシリテーション・スキルアップセミナーを修了したファシリテーターによって約24時間で行われているプログラムです。
JALC後援復興支援20時間基礎セミナーの受講料は35000円(資料代、国際認定ラクテーションコンサルタント資格評議会発行の継続教育単位発行手数料含む)で、参加者12名以上で開催し、
定員は18名です。

科学的根拠に基づいた母乳育児支援の基本知識、母親が自信を持って母乳で育てられるようコミュニケーション・スキルを用いた支援の習得が主な内容です。

約24時間のプログラムは、基本知識の習得に加え、ロールプレイング、グループ・ディスカッション、臨床実習など、実際の支援に結び付けるための多くのプログラムを含んでいます。4から6人1組の小グループに1名のファシリテーターが付き、よりきめ細かいサポートと参加者一人ひとりが発言しやすい環境を大切にし、お互いの支援経験や支援現場での疑問質問などを分かち合いながらクラスを進めて行きます。

♪このセミナーでは授乳中のお子さまと一緒の参加を歓迎いたします♪

【4日間のセミナーの主な内容】
セッション1  赤ちゃんにやさしい病院運動(運動の背景と本コースの目的)
セッション2  コミュニケーション・スキル
セッション3  妊娠中の母乳育児の推進―第3条
セッション4  母乳育児の保護 (母乳代用品のマーティングに関する国際規準)
セッション5  出産の実践と母乳育児―第4条 (陣痛・分娩時の母親へのケア)
セッション6  赤ちゃんが乳房から乳汁をのみとるしくみについて(乳房の解剖生理・赤ちゃんの吸着吸啜)
セッション7  直接授乳を援助するー第5条(効果的な抱き方と吸わせ方の支援方法)
セッション8  母乳育児を支援するための具体的な方法(母子同室の進め方)
セッション9  母乳の分泌(母乳不足への対応)
セッション10  特別な援助が必要な赤ちゃん(小さく生まれた赤ちゃん、黄疸、低血糖など)
セッション11  赤ちゃんが直接授乳できない場合(搾乳方法の支援)
セッション12  乳房と乳頭の形状・病変 (乳頭痛、乳管閉塞、乳腺炎への支援)
セッション13  母親の健康に関することがら(母親が病気のときの母乳育児、薬剤と母乳育児など)
セッション14  母親への継続的な支援―第10条
(退院後の支援の方法、職場復帰と母乳育児、母親同士の支援グループ体験)
セッション15  あなたの病院を「赤ちゃんにやさしく」するには(母乳育児成功のための10ヵ条の振り返り)
臨床実習1   授乳の観察と援助
臨床実習2 妊娠中の女性と話す
臨床実習3   手による搾乳とカップ授乳の観察

NPO 法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)は、母乳育児の保護・推進・支援のために活動しています。震災時の乳幼児の栄養を守るための活動も、他団体との連携をとりながら行ってきました。今年は東日本大震災の復興支援活動の一つとして、被災地(宮城、岩手、福島)で2012年内に開催され、一定の条件を満たすファシリテーターチームによって行われる「母乳育児支援20時間基礎セミナー」について、ファシリテーター交通費、宿泊費を20万円を上限に助成さえます。今回の仙台での基礎セミは、この支援を活用しての開催です。

災害復興の過程においてこの基礎セミナーがより多く開催 されることにより、母乳育児による母親と子どもの健康、家庭・地域社会へのメリットが被災した地域の活性化につながったり、支援を受けた家族が立ち直りのきっかけをつかんだりすることにつながることを願っています。また少人数参加型のこの基礎セミナーは、支援者同士がエンパワメントし合い、防災と災害復興のためのネットワーク作りの場にもなることでしょう。


母乳と乳がん?!

「母乳をやめた後のマッサージをしてほしいんです。そのままにしておくと、ヤバいって聞いたんで~。」と最近よく電話がきます。

3・4月は、断乳の季節です。

お子さんが保育園や幼稚園に入ったのを気に、エイヤっと断乳に取り組むお母さんが多いからかもしれません。

そんな電話が、いっぱいです。今年は、特に多い気がする。ネットなどで、話題になっているのかなあ?

1歳半の歯科健診のあとも同じような電話が、いっぱいきます。

「まだ飲ませてるの?虫歯になるよ?」と言われる事もあるらしいのです。 (そんなことないのにね。)

助産師:「母乳をやめて、おっぱいが痛いとか、しこりが苦しいとか、止めたいのに止まらないとか、なにか日常生活に支障があるなら、手当てした方がいいので、お手伝いします。

でも、今、痛くもかゆくもないのなら、何もしなくていいんですよ。

授乳をやめても2~3ヶ月は刺激するとおっぱいがでるけど、そっとしておけば自然にでなくなりますよ。」

ママ:「古い母乳をそのままにしておくと癌になるって。

それに、手当てしないと更年期がきついって、聞いたことがある。

次の子のときに、母乳が出なくなるって。」

助産師:「むむ~。そんなことどこで聞いたの?」

ママ:「ママ友とか、ネットとか・・。お婆ちゃんもそういうし。」

助産師:「ふ~む、そうですか~。母乳をやめた後の事が心配なんですね。

お産や子育てには、いい伝えや習わしによるオマジナイのようなもの多いから、医学的に根拠がない言い伝えのようなものもまじりあっているんだと思いますよ。

火事を見るとアザができるとか、トイレ掃除をすると美人が生まれるとか、聞いたことないですかあ~?。

どんな準備をしていても、4人に1人は更年期障害が起きるし、母乳は初産よりベテランになるほど出易くなるもの。

母乳を飲ませたお母さんの方が、あげていない女性より乳癌が少ないという調査は、あるけど、

なりやすいというのは、聞いたことがないですね。

授乳は乳癌発症リスクを関連するか?ということについて、

「授乳経験のない女性は、授乳経験のある女性と比較して乳癌発症リスクが高いことは確実である。」

「授乳期間がながいほどして乳癌発症リスクが減少することは確実である。」

と、日本乳癌学会の「科学的根拠に基づく乳癌診療ガイドライン 疫学・診断編 2011年版35ページに載ってました。

乳癌は、22人に1人くらいが発症するそうですよ。

乳癌が心配な時は、助産師にマッサージを受けるのではなく、乳腺外科で乳癌健診を受けるのがよいと思います。」

ママ:「飲ませないで搾りもしないとしたら、溜っていた母乳はどこに行くんですか?癌になりませんか?」

助産師:「チチのもとはチ。血液です。血液は、材料を運ぶ役目と、いらなくなった物を取り去って、おしっこ・ウンチにして排泄させる役目もあります。搾ってばかりいたら、授乳しているのと変わりがなくて、母乳がつくられ続けるので、なおさら母乳が止まらなくなってしまう。苦しくないなら、そっとしておいた方が、早く止まると思います。

偉いですね。よく頑張って、ここまで飲ませましたね。卒業おめでとう。

でもでも

これからのお子さんとの生活に心配があるならいつでも、相談にのりますよ。

そのときは、予約してどうぞ、おいでください。」


おっぱいが、上手く吸えない赤ちゃんのために

 母乳相談をしていて、意外と多いのが、「ママの乳首を吸ってくれない。」とか、「吸わせると痛くて、吸わせられない。」という相談です。
 病院では、「とにかく吸わせつづければ、おっぱいは出るようになるから、がんばって!」と励まされて退院してきます。確かにそのとおりなのではありますが、ママ一人での頑張りには限界もあり、もう少し手助けがあったらうまくいきそうなのに~、と思うこと、しばしば。

 そこで、助産院でデイケアを開始することにしました。

9時にチェックイン、15時チェックアウト。助産院の昼食が付きで、10000円。

その間に、赤ちゃんのペースに合わせた授乳練習を数回できたらいいなあと思います。

30分刻みで予約をいただいていたこれまでの母乳母乳外来では、時間が限られているので、赤ちゃんがその時間内に必ずしも飲みたくなるとは限らず、結局、何度か外来に足を運んで頂くことになってしまっていました。だったら、1日じっくり濃密にみて、なるべく早い解決につなげた方が良いかと思いました。

母乳の練習だけでなく、

産後の疲れでちょっと休みたいなあと言うママや、

日中ひとりで過ごすのが不安だなあという新米ママさん、

未熟児室を退院して、その後の育児に不慣れなママ、

産後入院するほどではないけれど、ちょっと助産院で過ごしたいという方に使って欲しいです。

産科の入院日数が年々短くなってきています。

十分におっぱいが熟れて母乳分泌が軌道にならないうちに退院となるケースも沢山あります。

乳頭混乱といって、哺乳瓶が大好きでママの乳首を嫌がる赤ちゃんもいます。

そんな赤ちゃん達のために役にたてたら、嬉しいなあと思います。

   ≪ デイケアにおいでになるときの持ちもの≫

  • 母子手帳
  • 保険証
  • 授乳記録(つけている方のみ)
  • ママのパジャマ または、授乳しやすいリラックスウエア
  • 赤ちゃんの着替え・オムツ・おしりふき・タオルなど
  • ミルクの補足が必要な方は、哺乳瓶・ミルクなど
  • そばにあるとホッとするもの
  • 料金:10000円

≪助産院で用意してあるもの≫

  • 寝具一式
  • 昼食と飲み物
  • 哺乳瓶消毒の用具
  • 母乳マッサージ用のタオル
  • 搾乳機(手動・電動)

その他は、お問い合わせください。


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