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500人目の赤ちゃんが生まれました

とも子助産院、500人目に誕生した赤ちゃんは、5人兄弟の末っ子男の子でした。
まだまだいけそうな、若いカップルです。
500人目を狙っていたママは、沢山いたのですが、ニアピン賞に、悔しがっておりました、
記念品は、恒例の家族アルバム。元気に育つのだそ。
隣の田んぼで、白鳥の声が聞こえます。
北帰行が始まりそうです。
春もまじかですね。


分娩イス

助産院のスタッフたちがが、木工所にオーダーして、オリジナルの分娩イスを作ってくれました。
陣痛を逃すとき、「トイレの便座が一番楽なの・・・」とトイレにおこもりする産婦さんが、よくいます。

当助産院のフリースタイル出産では、赤ちゃんを産みだす瞬間は、お布団で横向き・よつばい・しゃがみ姿勢・あおむけ・立った姿勢・・の順で産婦さんに選ばれています。
10数年前に、イギリスでプラスチック製の分娩イスを見たことがあり、「それが、ほしいほしいと・・。」と、つぶやき続けていたら、スタッフたちが、知恵とお金と時間を出しあって、重厚なイスを作ってプレゼントしてくれました。これなら、産婦さんたちが、100万馬力で踏ん張ってもビクともしなさそう・・。
実際のお産の時は、滅菌の吸水シートを敷いて使うことになると思います。
まだ赤ちゃんが生まれるのに間があるときなら、イスの上に座布団を重ねて座るのもいい気持ち。腰に痛みを感じる産婦さんを、さすってあげるのに、ちょうどよさそうです。
変わるがわる、座ってみては、「ああ、落ち着く・・。」「出そう。」「力入るね~。」と感想を述べ合う助産師たち。
みんなでラベンダー入りのオーガニックのミツロウワックスを塗りこみました。
ツヤツヤしっとりしています。
さあ、使用第1号になる産婦さんは、誰でしょうか・・?
お待ちしていま~す。


初産婦さんの里帰り出産

ピンポ~ン!
 「ちょっと聞きたいんですけど・・。」
ちょっと、うれしそうな、奥様のお顔がアップで、玄関にモニターに。
 「妊婦さんですか?」とうかがうと、
 「あら~!いやだわ~、妊婦は、娘です~。『こっちに帰ってきてお産したいから、予約しておいて。』っていわれたんだけど、どこの婦人科もお産してないっていうし、お宅はどうですか?」
 こんな初産婦さんの里帰り出産の相談が、最近、多くなりました。
予約なく直接来院、しかも、ご本人ではなく、プレ婆・プレ爺たちが、イソイソと事前調査・・・(笑)
 初孫ちゃんを、迎える喜びに満ちて、張り切る先輩お母さんたち。嬉しすぎて5センチくらい、足が地面から浮いているようにも見えます。
 そして、びっくり!産めるところが、本当に少ないっていうこの事実。

(今年、とも子助産院にやってきた燕ご夫妻。)
 申し訳ないのですが、当助産院は、おもに2人目以降のお産をしていて、初産は来年の1月分から予約を取り始めたばかり・・・。しかも初期から当助産院に通院できる方のみ限定。
 そんなわけで、初産の里帰りは、受け付けていないのです。ごめんなさい。
 里帰り出産。日本の古き良き習慣だと思います。
実家に帰って、のんびりゆっくり甘えながら、慣れない育児のスタートを切る・・・。実家の両親は、初孫の誕生を一緒に楽しみ、しばし若き日の自分にタイムスリップ、そしてちょっぴり若返る。娘は親になって知る親のありがたさをかみしめ、またひとつ大人になる。
 ところが、分娩予約がなかなかとれない!
 仙台に、里帰りを予定している、初産婦さん、早めに医療機関の予約をどうぞ。
以下のサイトが参考になります。
 
 仙台市の分娩取扱施設
仙台市で分娩できる施設は、ここに掲載されている19施設のみです。
 初産婦さん、サークルやいろんなクラス・母乳ケアは、助産院でお産予定でなくても参加できます。
どうそ、おいで下さい。そして、2人目を授かったら、また、助産院を思い出して下さいな。
 「初めてのお産・育児は、親の近くでしたいけど、両親とも現役仕事人で、お世話してもらえそうにないんです・・・。」
 そんな方には、助産院への産後入院がおススメです。
病院退院後、助産院でのんびり過ごす・・・。ニュー爺も、ニュー婆も、仕事帰りに毎日、孫ちゃん抱っこし放題。「産後、何を食べさせたら、いいの・・?沐浴は腰が痛いし・・・。私は、ミルクで育てたけど、母乳ってどうやるの?」なんて、心配も無用です。
 仙台には、産後ケア専門の、 こんの助産院 があります。ぜひ、アクセスを。
 産後の元気さは、個人差が大きいです。
海外では、日本のように長い入院をするところは、ほとんどないと聞きます。
元気な産婦さんが、「夫と2人でなんとか、がんばる!」というのも、大いに結構。
仙台市には、 育児ヘルプサービス もあり、そんな家族に好評です。

(見事、立派に6羽を育てあげ、巣立たせ、旅立っていきました。)
 皆様のご安産をお祈りします。そして、安らかな母乳育児のスタートを。
 
 
 


お産リハーサルクラス

 
陣痛には、必ず休憩時間がある。気分を変えて、さあ「ピース!」

リアルお産劇が売り物の、お産リハーサルクラス。
産婦役は、とも子助産院副院長の中村助産師、
パパ役が、原田助産師。
助産師役は、森のおひさま助産院院長 小野由起子助産師
伊藤は、間接介助係をしました。

ハイ、赤ちゃんの頭が出てきました。もうすぐ会えますよ!

おめでとう!がんばったね~。
赤ちゃんを胸に抱いて、産婦さんも助産師もギャラリーもにっこり。
「仰向けで産むと、足元で何してるか、わかんないし、
やっぱり、起きて産んだほうが、自分で産んでるって感じがするねえ。」
と、いまさらながら、産婦役の中村が語っていました。
今回は、帝王切開のときの、母乳や産後の過ごし方も話題になりました。
自然出産でないバーションも、少しは想定しておかないとね。
とにかく、ママと赤ちゃんが元気にお産を終えることが、大前提です。
お産のイメージ作りに役立ってくれるといいなあと思います。
次会は、6月10日の予定です。


お産準備クラス 

初の試みで、お産準備クラスというのを開催しました。
前のめりで、お産劇にみいる参加者たち・・・。
フリースタイル出産って、どういうものか、知ってもらおうと、
伊藤が産婦役になりお産劇をしました。
第1子は、よつばい産。
第2子は、側臥位(横向き)産
第3子は、仰臥位(仰向け)産 
と、出産経験のない伊藤が、のりのりで3人も産んじゃいました。
ウチワで扇いでもらい、ストローでお水を飲ませてもらい、
夫に小言をいい、「もうだめ、痛い、痛い」と弱音をはきつつ、
うそっこの胎児心音を聞きながら、う~ンといきんで、おぎゃあ・おぎゃあ!
原田助産師と、産婦役の伊藤助産師
忘年会の芸出しでは、ないので、妊婦さんの役に立つよう真剣にやらなくては!
と思うものの、ついついふざけてしまう一面も・・・。
まねっことはいえ、矢島助産院特製のリアルパンツをはき、
本物の分娩器械を持ち出し、汗だくで、熱演。
 お産介助担当は、小野由起子助産師
 ベビー係担当、近藤助産師
 産婦さんが赤ちゃんを抱きあげる
 産婦さんが臍の緒を切る
 裸の赤ちゃんを胸に抱いたまま、胎盤が出たあと、産道の検査。赤ちゃんは、おっぱいを目指してはってくる。後陣痛がギュウっとくる。最高に幸せな気持ち。
足元で、カチャカチャ音を立てている、器械だって、見て触れて正体が分かれば、怖さも半減。
妊婦さん皆で、お産に使う膣鏡や検査の機械も手にとって触ってみました。
「へー、こうなってるんだ~。」と興味しんしんの様子。
好評に気をよくし、また近いうちにやってみようかと思います。
ああ、面白かった。自己満足。


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