看護学生さんの沐浴実習を見守る橋本教官と、たのしそうな早坂助産師。
側臥位出産を実演中の小原助産師。産婦役は、伊藤です。
模型の胎盤を使って、胎盤の仕組みついて解説。
みんな真剣です。
とも子助産院・みやぎジョネット(女性サポート)・北原ママ・助産師菊池たちが協力し、『毛糸のおっぱいプロジェクト』を立ち上げることになりました。実行委員長は、北原ママです。
今日は、台の原のジョネットの事務所に集合して、第1回の毛糸のおっぱいプロジェクト設立会議をしました。
私たち助産師は、日々このようなおっぱい模型を使って、おっぱいの含ませ方や搾乳の仕方などをお話させてもらっています。
とも子助産院にある毛糸のおっぱいは、伊藤がチマチマ編みためたものです。
助産師仲間から「売ってちょうだい~。」と時々お声がかかるので、思いつきました。
被災したかたがたに「毛糸おっぱい」を編んでいただき、それを私たち支援者が自分達のネットワークを使って母乳育児支援者に販売し利益を製作者(被災者)にお渡しする・・というプロジェクト。
日本の母乳育児率向上へも一役買えたらと思います。
被災女性たちを支える声・・・
・・・地域性もあると思います。一人始めると皆もやり始める傾向、手工芸をしていると夢中になってひと時穏やかな時間を過ごせるというサロン参加者の意見、手仕事をしていると3月11日までの昔を思い出して寸断された時間をつなぎ合わせることができるというお話。仕事をなくし、知り合いが仕事を始めたと聞くと焦りを感じるという人。いろいろなお話を聞きました。
収入の道のみならず、精神面の支えになるのではと思います。
「毛糸のおっぱい」で商標登録申請中。
被災女性の癒しと仕事作りにしたいです。
プロジェクトが動き始めましたら、どうぞご協力をお願いします。
umiのいえの企画で、仙台開催は、2回目。
不謹慎にきこえるかもしないけれど、いやー、おもしろかったです。
みんな来ればよかったのに~。
助産師の先祖は魔女だというけど、まったくその通り。魔女の密会のようでした。
津波で自宅が全壊し、借り上げ仮設に避難中の助産師が、
「そろそろ落ち着いた?」って、皆言うけど、落ち着くわけないでしょ!と怒っていた。
そうだよね~、落ち着くわけないんです。
「生きてて良かったっていうけど、じゃあ、死んでしまったひとはどうなの?」
理不尽なことばかり。
恐ろしい津波の話や辛かった避難生活、いっぱいしゃべって、いっぱい泣いて。
まだまだしゃべり足りないけど、すごく解放された。
またやりたいな。次はいつにるする?麻希子さん。