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ブログ 助産院の近況カテゴリー

事業助成金をいただきました

昨日、1月8日は、日本BPW(ビジネス・プロフェッショナル・ウーマン)というところからの、事業助成金授与式が仙台市サポセンでありました。

光栄なことに第1回目として、選ばれたのは、私たちの毛糸のおっぱいプロジェクトと、

岩手県ののりの加工会社さんと

津波被災地での食堂を始めたママさんチームの

3団体でした。

「女たちの女たちによる仕事つくり」

古くから地方の女性たちは、農業・漁業・・さまざまな家業の重要な担い手だった。

でも、女たちがどんなに働いても、その収益が直接、女性たちの手に渡ることは少なかった。

少しでもいいから働いた糧を現金にして女性達に手渡したい。

そして、自分の好きなものを自分で選んで買ってほしい。

この支援をもとに、毛糸のおっぱいプロジェクトをもっと発展させて行きたいと思いました。


NHKのテレビに出ま~す。1月11日11時~

 1月11日(水)11時~12時のNHKテレビの総合に、毛糸のおっぱいプロジェクトが、出演することになりました。

東北情報パレット

実行委員長の北原さんと、伊藤が出る予定です。

助産院にお産があったら、広報部長の松田さんが出ます。

1時間番組の中の数分とは思いますが、お時間あるかたは、どうぞ見てくださいませ。


無料の母乳ケア・無料の産後入院は3月末まで

新年からは、被災状況にかかわらず被災3県での子育てしているママに、助産師のケア無料の支援を開始できることになりました。

「被災地の母と子げんき事業」です。

これも、いまのところ3月末までの限定ですが、地域母子活動全般への支援として、有志の助産師で立ち上げたMIJO(みやぎ元気助産師チーム)が主体となって、日本財団の助成をうけ活動しています。

母乳マッサージだけでなく、赤ちゃんの体重測定や、なんとなくの心配・・という相談にも応じることができます。

ジョイセフによる助産師活動支援による母乳外来利用者は、6月から~12月末の半年間に、とも子助産院は、のべ317名に上りました。

お母さんとこどもが幸せでないと、世の中全部幸せになりません。

せっかく届いた義援金です、支援してくださった方たちの気持ちをありがたく受け取って、未来のこども達のために使わせて頂こうと思います。

震災後、さまざまな団体より支援いただき、助産院でのケア無料で提供することができています。

宮城県助産師会が行っている産後入院事業については、3月末で終了予定です。

被災地での母児あずかりによる産後ケア推進事業

 当初はどれほどのニーズがあるか読めなかっため、適応ケースを厳密に絞っており助産院へ避難したい希望があっても応じられないケースもででしまいました。今になって申し訳なかったと思い、とても残念です。10月より助産院への産後入院の条件が緩和され、上の子さんの入院も無料でお受けできることになりました。また1歳未満の乳児を養育中のお母さんで困っているかたは、助産院に泊ることができるようになりました。残り3カ月間、全国から託されたプレゼントを、ママと赤ちゃんへ助産師のケアという形で渡す役割を果たしていきたいと思います。

どうぞ、ご利用下さい。


年賀状をありがとう~!

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毎年、どっさり届く、写真付きの年賀状が、お正月の楽しみです。
今年は、引っ越しされた方も多く、6月に出した震災お見舞いレターが宛先不明で沢山戻ってきました。
助産院でお産されたり産後入院されたりしたかたには、できる限り電話で消息確認をして、名簿を作り直し、年賀レターも発送しました。
それでも、転居先不明の方が、いっぱいです。
こども達の成長ぶりを眺めるのがなにより、楽しいです。
どうか、ニュースレターが届いていない方たち・・・、ハガキが面倒ならメールでいいので、消息をお知らせください。
心配しています・・・。
 

新生児救急シュミレーション

新生児蘇生のアルゴリズムが2010年のガイドラインで変更になりました。

佐藤真理子助産師が、NCPRのAコースに合格したので、2005年版ライセンスの助産師達が集まって、伝達講習と蘇生シュミレーションを行いました。

お人形での練習とはいえ、カウントアップタイマーで30秒ごとに赤ちゃんの状態評価をしつつ、ケア方針をきめていく・・というという作業はとても緊張します。

「知っている」と、「できる」は違うことです。

反射的に体が動くように、訓練しておかないといけないのだと思います。

全部の赤ちゃんが、元気に産まれますように!と祈りつつ、もし、そうでなくても適切な処置をして、病院につなげることができるように準備を整えておきたいのです。


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