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森のおひさま助産院でも産声

震災11日目。

仙台市青葉区 森のおひさま助産院 でも、産声が上がりました。

母児ともにお元気。

「まだネットつながらず、PCメールは開けないので、森のおひさま助産院への連絡は、電話でしてください。」とのことでした。

(写真掲載は、ご本人の承諾を得ています。)


こども服の寄付募集/終了

八幡助産師の呼びかけメールを転載します。

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着の身着のまま逃げた方たちのために、子ども用品を集めて支援します。
お手数ですが、下記までお持ち下さい。
衣類などは洗濯済みのもの、ぬいぐるみは新品に限らせてください。
ミルク、紙おむつ、大人用生理用品など歓迎。

◆MIYAGI子どもネットワークが運営している児童館(日・祝日休み、月~金は9~18時、土は9~17時開館)
1.市名坂児童館
 仙台市泉区市名坂字明神31-2 市名坂小学校南側 SEIYUとなり

2.小松島児童館
同青葉区小松島2-1-8 小松島小学校敷地内

3.幸町南児童館
同宮城野区大梶10-27 幸町ジャスコむかい コミュ二ティセンター内

4.鹿野児童館
同太白区鹿野2-9-2
鹿野小学校南側隣接

◆のびすく仙台
(開館時間9:30~17:00、休館日は月・祝日の翌日=19・20・21日は開館、22日は休館)

仙台市青葉区中央2丁目10-24(入り口が分かりにくい場合は022-726-6181にお電話下さい。)

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産後早期の一時受け入れについて

日本助産師会は、産後療養する場所のない産婦さんを、産褥入院を行っている全国の助産院で一時受け入れをする事業を始めます。

詳しくは、下記へご連絡ください。運用開始は連休明けの3月22日(火)からだそうです。

なお、宮城県内の4助産所(とも子助産院・森のおひさま助産院・ははこっこ助産院・こんの助産院)は、被災しているため当分のあいだ入院はこ困難な状況です。

以下、コピペです。

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妊婦の皆様
産後早期のお母様方へ

平成23年3月18日
社団法人 日本助産師会  会長 加藤 尚美
この度の東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けられましたことに対しまして、心からお見舞い申し上げます。
日本助産師会では、被災地の妊婦さんをはじめ、産後早期のお母様の一時的避難場所として、全国の受け入れ可能な助産所を本日現在約70ヵ所確保いたしております。(現在も受け入れ先募集中)
助産所は小規模施設で、1施設の受け入れ人数も少人数になりますが、基本的には、産後は出産1年以内の母子、入所期間は1週間から1ヵ月の入所が可能です。各助産所には、助産師が24時間常駐しており、指導やケアが提供されます。ただ、各助産所から、お迎えに行くことが出来ませんので、ご本人が直接受け入れ施設に行っていただくことになります。
受け入れ先の助産所に関する情報やお申込みは、日本助産師会の下記の窓口まで、本会では受け入れ助産所の所属県の連絡先をご紹介いたします。

入所希望者はご本人で直接連絡していただくことになります。お問い合わせに関しましても下記にお願いいたします。
【連絡・お問い合わせ先】
 日本助産師会「妊婦・産後の母子助産所受け入れ」窓口
 担当者:岡本,葛西まで
 電話:03-3866-3062

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プレオープン

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震災から一週間たったそうです。信じられません。まだ渦中です。

2階の診察室での診察を再開しました。

いまのところ、かかりつけの妊婦さんと、どうしても困って直接助産院にいらした方限定です。

壊れた物を取り急ぎ運び出しただけで、まだまだヒドイ状況ですけど、お湯が出るので赤ちゃんの沐浴ができました。

余震が怖くて、これまで玄関で寝起きし、診察も玄関でしていました。今夜は2階の入院室で寝てみようと思います。

まだ3階の自宅に上がる勇気はありません。

田んぼを造成して建てた助産院なので、地盤がゆるく上にいくほど揺れが大きいのです。

壁紙はべりべりでみるも無残ですが、ドアが開かないということもなく建具はすべて無事。10mの杭を打ったというだけあって、建物自体はゆがまずに、まっすぐ立っているようです。

写真は、震災翌日に玄関に貼りだした、ポスター。

お産用の防水シートに、助産院からのメッセージと、助産院でできることを書き出して貼りました。

電話がほぼ復旧、病院や救急車にアクセスできるようになったので、非常事態も第2段階に入ったかと思います。

ポスターの役割終了で、明日剥がそうと思います。

電話は通じてもガソリン不足で、遠くのかかりつけ病院まで行けない母児が沢山います。

とも子助産院のTEL0227725960は全国の助産師仲間に転送中です。

電話相談だけでも、解決できることは、多いはず。

ご活用ください。


電話相談窓口として・・

地震おみまい申し上げます。

やっとPCを掘り出してネット環境が復旧しました。

一部マスコミで、妊婦対応できる施設として、とも子助産院の名前が挙がったらしいのですが、誤報です。
とも子助産院では、広域から電話が殺到しているため、電話℡ 022-772-5960
を日本助産師会東京本部へ転送することにしました。
9時ころから運用できる予定。

遠くの方の電話相談に手が取られて、現場の助産師が動けなくなるのは得策ではありません。
助産師は妊婦さんや赤ちゃんへのための具体的な医療相談ができます。

せっかくつながった電話を無駄にしたくないので、全国の助産師仲間にお願いすることにしました。

遠隔対応になるので、医療施設情報は、自治体へ相談したほうがよいと思います。
電話相談だけでも、対応できることは、沢山あります。ご利用ください。

とも子助産院は建物の損壊は軽度ですが、機材の損失は大きく、3月中は入院・分娩はできない見込みです。

直接お出でになった方々には、できる範囲のことはしていますが、
助産師と家族や被災したスタッフ家族も1階と玄関に寝泊まりしており、2階・3階の部屋には上がれません。

震災翌日のお産は、暗闇の中、病気の老父の介護ベットの脇で行いました。

大きな余震が頻発しています。お産も車中で介助することになると思います。

今日も雪が降っています。

困ってるかた達を目の前に、できないことが多く、もどかしいです。
私ができる範囲のお手伝いをしたいと思います。

伊藤朋子
とも子助産院PC用サイト https://www.tomo-j.jp/

℡ 022-772-5960 


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