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ブログ 助産院の近況カテゴリー

お産準備クラス 

初の試みで、お産準備クラスというのを開催しました。
前のめりで、お産劇にみいる参加者たち・・・。
フリースタイル出産って、どういうものか、知ってもらおうと、
伊藤が産婦役になりお産劇をしました。
第1子は、よつばい産。
第2子は、側臥位(横向き)産
第3子は、仰臥位(仰向け)産 
と、出産経験のない伊藤が、のりのりで3人も産んじゃいました。
ウチワで扇いでもらい、ストローでお水を飲ませてもらい、
夫に小言をいい、「もうだめ、痛い、痛い」と弱音をはきつつ、
うそっこの胎児心音を聞きながら、う~ンといきんで、おぎゃあ・おぎゃあ!
原田助産師と、産婦役の伊藤助産師
忘年会の芸出しでは、ないので、妊婦さんの役に立つよう真剣にやらなくては!
と思うものの、ついついふざけてしまう一面も・・・。
まねっことはいえ、矢島助産院特製のリアルパンツをはき、
本物の分娩器械を持ち出し、汗だくで、熱演。
 お産介助担当は、小野由起子助産師
 ベビー係担当、近藤助産師
 産婦さんが赤ちゃんを抱きあげる
 産婦さんが臍の緒を切る
 裸の赤ちゃんを胸に抱いたまま、胎盤が出たあと、産道の検査。赤ちゃんは、おっぱいを目指してはってくる。後陣痛がギュウっとくる。最高に幸せな気持ち。
足元で、カチャカチャ音を立てている、器械だって、見て触れて正体が分かれば、怖さも半減。
妊婦さん皆で、お産に使う膣鏡や検査の機械も手にとって触ってみました。
「へー、こうなってるんだ~。」と興味しんしんの様子。
好評に気をよくし、また近いうちにやってみようかと思います。
ああ、面白かった。自己満足。


中学生の職場体験

去年につづき、今年も中学生さんの職場体験学習がやってきました。
当助産院では、看護学生・助産師学生さんのみならず、
様々な学校の実習をお受けしています。
連続5日間、びっちり助産院を体験していってくれました。
昼間の時間帯だけなので、お産にこそ、出会えませんでしたが、
赤ちゃんを抱っこしたり、助産院のさまざまな雑事を手伝いながら、
母乳クラス・妊婦ゴスペル隊・マタニティーヨガ・うぶごえ座と
フルコースを味わってもらいました。
加茂中学校2年生2名。落ち着いて真剣に取り組んで、立派だなあと思いました。
将来が楽しみです。


東北日和に載りました

ちょっと恥ずかしいけど、インターネットマガジンの取材を受けました。
写真って、きれいにうつるもんですね~。
ほんものは、もうちょっと、しわしわしてます・・・。(笑)
どうぞ、ご覧下さい。
 前編
 後編


妊婦さんにもおススメ ゆるむ育児

数日前まで、猛暑にのた打ち回っていたなんて、うそのように、突然秋です。
助産院の窓から見える田んぼの稲穂は重く頭をたれ、赤トンボの大群もやってきました。
鳴いているのは、蝉時雨ではなくて、秋の虫です。
助産院の玄関には、春に生まれたツバメがまだ1羽、夜になると戻ってきます。
秋は、今年もイベントもりもりです。
9月9日の「母乳育児学習会」も近づいてきました。
医療者とお母さん達が、同じ目線でいっしょに学ぼうというのが、10年続くM&M&P(ママと助産師とパパのネットワーク)のポリシーです。
午前中は、小児科医医、瀬尾先生による母乳最新情報。
午後は、人気の大葉ナナコさん。
お迎えするに当たり、ナナコさんの「ゆるむ育児のススメ」を読み直してみました。
なんか、こども4人でも5人でも、何とかなるさ!って、気になります。
赤ちゃんの「引きとめ発熱」「圏外泣き」・・なるどなるほどのナナコ理論炸裂で楽しい。
どうぞ、みんなで、ナナコさんのポジティブオーラを浴びに141へおいで下さい。
託児はありませんが、お子様連れ歓迎です。
会場は広いです。飲食可。
予約なしでもOKです。(継続単位希望の方は、遅くても9月6日までに予約を)
お待ちしています。
   ゆるむ育児のススメ(amazon)
  案ずるよし産むがやさし(amazon)


きょう どこかの誰かを思う

「きょう どこかの誰かを思うPart2」 In 秋保 藁の家
に、参加してきました。
原田助産師と母と伊藤の3人で秋保の奥へのドライブを楽しみました。
偶然にも助産院関連のママ達が集結。アンテナの高い人達だなあと感心。
さすが、Au、携帯のアンテナはばっちり3本。
お産の連絡が入り、最後まではいられませんでしたが、堪能しました。
冨田江里子さんは、フィリピンで助産師として地元の人々の命を守っている人。
毎月の助産雑誌が届くと富田さんの漫画入りの掲載を、真っ先に開いている伊藤としては、
去年のエルパーク仙台での講演には参加できず、いつかおはなしを聞きたいと思っていたので、
願いがかない、うれしかった。
フィリピンの貧しい人達のためのバルナバマタニティーセンター
会場で配られたネッスルの粉ミルクのパッケージが痛々しかった。
ネッスルは、日本でこそ人工乳の販売を行っていませんが、世界的な人工乳販売商社。
「脳を育てるDHA配合・健康保健省認定」みたいな表示。
昭和30~40年代、日本の母子手帳にも乳業会社の広告が印刷されていた時代がありました。
最近になってWHOコードにやっと批准した日本ですが、同じ悲劇を繰り返している。
フィリピンの母乳率は13%程度とのこと。
衛生状態が悪く、ミルクを買い続ける経済力の伴わない親たちへ、えげつない売り込みで母乳育児の妨害をすることは、日本のような国での企業宣伝とは、また違ったレベルで罪が重い。
最近の日本では、紙おむつのCMは盛んですが、人工乳や哺乳瓶のCMをテレビで見ませんよね。
一応、規制は守られているのです。(ほかの媒体での、はなやかな広告は、相変わらずですが・・・)
人工乳はなくてはならないものだし、どんどんよくなって欲しい。
でも、本当は必要のなかった人達には売らないで欲しいな。
自分がされたくないことは、人にしない・・・そんなことが当たり前になったらいいのにね。


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