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ブログ 母乳カテゴリー

陥没模型と突出の過程 あむあむおっぴ使用例

 乳房や乳首の形は、人それぞれ。

先端が中に入り込んでいる、いわゆるカンボツのかたもおられます。

でも、産後は皮膚がやわらか~くなるので、

やさしくマッサージをして、赤ちゃんに吸啜してもらっているうちに、

あ~ら不思議。突出した乳首ができあがり。

母乳育児を楽しそうにやっているベテランお母ちゃんも、「はじめは引っ込んでて、吸えなかったんだけど、いつの間にか治っちゃたの~。あっはっは~。」と笑ってる。

 

 

赤ちゃんが吸いにくいかなあと心配している妊婦さんたちへ

出生後、早いうちから哺乳瓶のゴム乳首になれてしまうと、なかなか吸ってくれなくなりますが、

た~くさん赤ちゃんと触れ合って、肌と肌でいっぱいふれあっているうちに、結構吸えるようになるものです。

あきらめないで、心配なときは、助産師に相談してくださいね。

お手伝いします。


子連れ出勤

常時、スタッフのだれかが妊娠し産後間もない女たちが、元気にはたらいている助産院です。

熊谷助産師の娘(第3子・3歳)が、母乳を立ち飲み中。その横のクーファンの中でベビー(第4子)が授乳の順番待ち。

近藤助産師の息子君(第3子)は、診察ベッドの上で、母さんが電話相談にこたえているのを聞いている・・・。

その後ろで、双子含む3児のハハ、三宅助産師が、中学生のハハをしている早坂助産師となにやら打ち合わせ中。

子育てキャリアがこれほど役立つ職場は他にあろうか・・・?

現実味満点の母乳育児相談・・・、子沢山ほど、尊敬される職場です。


雪の日の妊婦健診風景

ほんとに、寒いですね~~。

ママたち毎日、忙しいけど助産院に来た時くらいのんびりしていってくださいな。

足湯が気持ち良いです。

妊婦健診に来たお母さんが、黄色のあむあむオッピを買って下さいました。

妊娠中も、上の子に授乳を続けているママも多いけど、このママもその一人。

「の毛糸おっぱいで寝てくれたらいいんだけどなあ・・・。」と淡い期待をしつつ、お兄ちゃんたちと交渉中。


母乳準備教室

今回の母乳準備クラスは、伊藤が担当。

寒~い日でしたが、野村コミュニティーセンターの和室はお日さまがいっぱい入るので、気持ちよくおしゃべりができました。

毛糸のおっぱいも大活躍。

伊藤は、おっぱいの話をしだすと止まらない習性があるので、妊婦さんたちのトイレタイムを気にしながらも、2時間みっちり。

いや~、まだまだ伝えたいことがあるのだけど、あとは産まれてから、個別にご相談ください。

2月22日の利府・たかだことも医院での母乳クラスも、伊藤が担当予定です。

お近くのかたはおいで下さいませ~。


母乳とくすりのハンドブックのご紹介

 すっかり寒くなりましたね。今年も、

「薬をのんだので、『母乳を飲ませないで』と言われたので、やめてたらおっぱいが痛くなっちゃって助けてください。」と電話がかかってくる季節になりました。(^_^;)

ああ、冬だなあ・・と思います。

「風邪薬飲んでも、母乳あげられるよ~。帝王切開のときは、抗生剤・痛み止め・麻酔薬・消炎剤・消化薬・・・いろいろ薬を使うけど、おっぱいげるでしょ~。乳腺炎のときだって、病院に行くとでるのは、同じような処方だよ~。呼吸器に炎症があるのが風邪、おなかに炎症がきてるのが腸炎、おっぱいに炎症があるのが、乳腺炎。基本となる処方はおんなじ。たま~~には母乳をあげられない薬もあるけど、そんなのめったにないんですって。マッサージになんかこなくていいよ。あかちゃんに飲ませちゃいなよ~。楽になるよ。」な~んて、電話相談を日に何度もしています。

 処方した医師は、『薬飲んでる間は、母乳休んでね。』と気軽に説明するんでしょうけど、授乳中のママにとって、授乳の一時中断は、乳腺炎への新たな困難のはじまりであり、断乳への道です。

薬の説明書にも、「妊婦と授乳婦への安全は検証されていません。」と必ず書いてあるので、薬剤師さんも同じような説明をして薬をくれます。

妊婦さんや授乳婦での実験はできませんから、データがなくても当たり前です。

 風邪は治っても、うったい性の乳腺炎を発症します。

どうして、「急に授乳を中止したら、乳腺炎になるので母乳は搾乳して捨ててくださいね。」とか言ってくれないのかなあ。

しかも、風邪のウィルスに効く薬は、まだこの世にないはずなので、はんとうにその薬のおかげで風邪が治ったのかも定かではなし・・・・。

母乳と薬の本は、これまで英語の論文や何万もする高価な本しかなかったのですが、最近、大分県地域保健協議会が300円という画期的な値段で出版してくれました。

しかも、ネット上で無料公開しています。大分県、素晴らしい。えらい!

母乳とくすりハンドブック

安全か、危険か?の二者択一とはなりませんけど、

多くの薬は授乳しながらでも飲めるのがわかります。

日本人は、お薬が大好きで、病気すると飲まなくちゃいけない気になってますけど、

本当にその薬で回復したのか?実は治る時期が来て治ったのか?考えさせられるような話がいっぱいあります。

最近は、ジェネリック医薬品がおおくて、商品名を聞いただけでは、なんの薬かわからなくて、相談されても答えようもないケースも多くあります。

ただ言えることは、すべての医師と薬剤師が、母乳にくわしいわけではないってことと、「薬をのんだら、授乳禁止ってわけではない。おおくの薬はのんでも授乳できる。」ということです。

お母さんの健康は、何より大事ですから、母乳をやめてでも、飲まなくてはいけない薬もあります。

繰り返しますが、母の健康あっての母乳育児。本当に必要な薬は処方通りに飲んで元気になってください。ママの命が大事です。

癌の薬や精神科の一部の薬、ホルモン剤などです。長~くのみ続けなくてはいけないもの、飲んだら眠くなるものは、授乳には適しません。

その他は、「麻薬と抗がん剤以外は、たいがい大丈夫じゃないの?」といわれています。

そのぼんやりした話しをちゃんと本にまとめて、大分県は本当にえらいと思います。

大分県知事は巻頭言で、「授乳中の母親の不安の軽減につながり、『子育て満足度日本一』の実現の一助となることを祈念します。」と書いておられます。

きっと、いい人なんだろうなあ~。

すてきです。

ちなみに、インフルエンザ予防接種、妊婦も授乳婦も受けられます。

みなさん、受けましょうね。


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