早産したママが、修正月齢での産後ケアが利用可能に。
妊娠36週6日以前に、出産なさったママたちへ。
修正月齢って、ご存じですか?
分娩予定日より、3週間以上早く生まれたお子さんの場合、成長発達を見るときに、本来の分娩予定日より数えた月数を基準にしてみていく「修正月齢」というものがあります。
国の産後ケアガイドラインの改正に伴い、産後ケアの利用対象月齢を、早産(37週未満)のママについては、修正月齢を適応する自治体が増えています。
なぜなら、早く生まれたお子さんは、NICUに入院するなど、ママより後に退院となることが多く、お子さんが退院なさるころには、産後ケアの対象期間が終わってしまい、練習不足のママたちが、孤軍奮闘の子育てに突入…という事になってしまうからです。
仙台市は、2020年10月より、修正月齢が適応になりました。
もし、3月1日に予定日だったのに、1月1日に生まれてしまったとしたら、これまでは、本当の誕生日の4か月後である4月末日までしか利用できなかったけれど、修正月齢が適応になると、7月末日まで産後ケアに助成適応になるという事です。
これまで
本当の誕生日(1月1日)から4か月 → 4月末日までしか助成にならない。
2020年10月1日から
修正月齢・分娩予定日(3月1日)から4か月 → 7月末日まで、適応になる!
少しずつ、使いやすい制度になってきています。
ふたご・みつごのママや、思いがけなく早産になってしまったママ、どうぞ、産後ケアをご利用ください。
24時間はりつめている、産後のママを1分でも多く休ませてあげたいと思います。
仙台市のサイト:産後ケアについて。
仙台市の申請書類のダウンロードもできます。