きょう どこかの誰かを思う
「きょう どこかの誰かを思うPart2」 In 秋保 藁の家
に、参加してきました。
原田助産師と母と伊藤の3人で秋保の奥へのドライブを楽しみました。
偶然にも助産院関連のママ達が集結。アンテナの高い人達だなあと感心。
さすが、Au、携帯のアンテナはばっちり3本。
お産の連絡が入り、最後まではいられませんでしたが、堪能しました。
冨田江里子さんは、フィリピンで助産師として地元の人々の命を守っている人。
毎月の助産雑誌が届くと富田さんの漫画入りの掲載を、真っ先に開いている伊藤としては、
去年のエルパーク仙台での講演には参加できず、いつかおはなしを聞きたいと思っていたので、
願いがかない、うれしかった。
フィリピンの貧しい人達のためのバルナバマタニティーセンター
会場で配られたネッスルの粉ミルクのパッケージが痛々しかった。
ネッスルは、日本でこそ人工乳の販売を行っていませんが、世界的な人工乳販売商社。
「脳を育てるDHA配合・健康保健省認定」みたいな表示。
昭和30~40年代、日本の母子手帳にも乳業会社の広告が印刷されていた時代がありました。
最近になってWHOコードにやっと批准した日本ですが、同じ悲劇を繰り返している。
フィリピンの母乳率は13%程度とのこと。
衛生状態が悪く、ミルクを買い続ける経済力の伴わない親たちへ、えげつない売り込みで母乳育児の妨害をすることは、日本のような国での企業宣伝とは、また違ったレベルで罪が重い。
最近の日本では、紙おむつのCMは盛んですが、人工乳や哺乳瓶のCMをテレビで見ませんよね。
一応、規制は守られているのです。(ほかの媒体での、はなやかな広告は、相変わらずですが・・・)
人工乳はなくてはならないものだし、どんどんよくなって欲しい。
でも、本当は必要のなかった人達には売らないで欲しいな。
自分がされたくないことは、人にしない・・・そんなことが当たり前になったらいいのにね。